ゆるく生きる

音楽、ゲーム、サッカーなんかの話をゆるく適当に綴るブログです

ほとんど希望を見いだせなかった森保ジャパンの3連戦の感想と解決策

選手よりも監督・協会の意図が見えない酷い試合だったと思った。

 

全部最後まで観た人は偉いと思う。

本当にそれほどひどかった3試合の感想なんかを書いていきます。

 

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W杯2次予選 キルギス

怪我明けで呼ばなかった大迫勇也の代役は永井謙佑

10番の中島翔哉は先発から外れ、原口元気が代役に。

 

永井に原口、右の伊東純也にトップ下の南野拓実

皆使われる側、あるいは自分でゴールに迫っていくタイプ。

 

高い位置でキープして攻め上がりを待つ、

なんてことはまず得意ではない選手を4人同時に出しました。

 

堅守速攻を信条としていたハリルホジッチでも

一人はキープできるタイプを置いていたので、

そう考えるととんでもない選手起用だなと。

 

ピッチの状態が悪いとはいえ、潤滑油的な働きができる選手0じゃあ

攻撃を上手く組み立てられることはないな、と。

 

 

左に原口なら10月に見せた南野と鎌田大地の変則2トップにして、

鎌田を起点に展開する、という攻め方を基盤にいけば多少よかったかも。

 

鎌田がマークされるようになれば他がフリーになりやすくなるので、

隙を突いた柴崎の縦パスで守備を崩壊させることも可能に。

 

 

選手起用以外で気になったのは、

ハイボールの的にされる長友

途中交代で出場→自陣でこねてロスト→ピンチを招く中島

あっけなく抜かれてしまう植田

 

この辺りが気になったかな。

長友は小柄でしかも少なからず衰えもあるので仕方ないが、

他の2人はもうちょっとどうにかなりません?

 

 

ほんと、権田のビッグセーブと南野のしたたかさが無ければ危なかったよ…。

 

 

 

U-22代表国内親善試合 U-22コロンビア戦

久保建英堂安律をU-22になってから初招集。

冨安健洋や田中碧らが怪我で不在も、ほぼベストメンバー。らしい。

 

の割りに、内容は散々、結果もあっけなく2点取られて終了。

久保と堂安の連携、後半から出た原、小川、食野の躍動好材料

ただ、それ以上に不安を見せたのは中盤とDFライン。

及第点のプレーといえるのは板倉くらいで、

ボランチ中山とWBの菅ちゃん逆MOM級

 

中山は今まで見たどのボランチよりも判断が遅く悪い。

Youは何しに日本へ!?

レイソルの時のような扱いなら計算できるDFになれそうだが…。

 

菅ちゃんは相手の激しいプレスで封殺され後ろに釘づけ。

試合の途中から完全に空気、実質10vs11にされてしまう。

 

左サイドが完全に壊滅し、

同サイドの久保は一人でどうにかするか、

堂安のサポート待ちという状況に。

Wボランチの一角・大学生の田中はうまいこと立ち回れず、

右WBの菅原もAZで見せる柔軟性・積極性は影を潜めた。

そして完全に最前線で孤立状態の上田は無駄走りに終始。

 

DFも身長が足りない岩田は高いボールの競り合いに苦戦、

立田はライン統率もビルドアップも上手くいかず。

 

 

これは急造チームに植え付けまで時間のかかる3バックをさせたから。

いくら昔に3バックをやってきたからとはいえ、

今はみんな各クラブで主力級に成長し、クラブの戦術に染まっている。

 

そうなった今、比較的短時間でそこそこ仕上がる4バックで臨むのが良かったはず。

久しぶりの集合とはいえ、10代の頃は一緒に国際大会で共闘した仲。

特徴は理解しあえているので、選手の個性を生かす方を重視するべきだった。

 

 

 

史上最悪に近い惨敗 ベネズエラ

スピードが売りの裏抜けタイプの浅野、鈴木武蔵同時起用。

今や3バックのCBになっている佐々木のSB起用。

この時点で既にヤバいにおいは漂っている。

 

案の定個性を全く生かせなかったので、彼らが、

そして最後尾でノーチャンスなシュート浴びる川島が最大の被害者となった。

もちろん力不足やコンディション不良なんかもあるが。

 

DFリーダーとして期待された植田もいいところなく前半で交代。

代わって入った三浦が上手くまとめていたので余計に残念さが際立った。

吉田や昌子のようにリーダーシップのある相方がいれば生きるが、

自分がリーダーになると空回り。

「第4のCB」という立ち位置から抜け出すことは出来なかった。

 

先発に復帰した中島はいつも以上にポジショニングがぐだぐだに。

後ろで受けて相手の多いところに突っ込みロスト→相手決定機。

後ろに来まくるせいでロストを恐れたか佐々木も攻めあがれず。

周りの動きが悪いせいでもあるが、もう少し柔軟にして欲しいのが本音。

 

あと、やたら中央に来るので浅野や武蔵と被って混沌を招くことも。

2トップのどちらかが機転を利かせてサイドに回って欲しかった。

2人とも守備力は中島以上(というか中島以下は探すのが難しい)ので、

そのままサイドに残って、中央が空いたら戻るで良かった気が。

 

 

数少ない収穫は、初招集の古橋が非常に可能性を見せてくれたこと

ヴィッセルイニエスタやビジャと一緒にプレーしているので、

ボールに引き出し方や予測力なんかは代表レベルに達していた

 

あとはキルギス戦で自作自演ボール奪取をしていた山口蛍のクオリティ

クラブのようにパスの出し手にもなっていたので、

安定感皆無の柴崎を脅かす存在になるかもしれない。

 

 

 

総括

色々長々と書いてきたけど、

この3試合を観て浮かんだ課題は大きく分けて4つ。

 

①意図の読めない選手起用

②コンディションや適正無視の選手配置

③試合中の対策の遅さ

④多忙を極める森保監督をサポートできない協会

 

 

①~③はそろそろどうにかして(懇願)。

多分①は練習を満足に見れなかったことと、

五輪世代の試合も間に組み込まれた弊害と思われる(思いたい)。

 

ただ②と③は意識を少し変えるだけで良いので解決してほしい。

②は、相手がどんなチームなのか、どんな戦い方をしたいのか、

この辺をしっかり整理して選手たちと共有できれば変わるでしょう。

 

③は森保監督の「自主性尊重」がかなり邪魔になっている。

判断力を上げるためには我慢は必要。

でも代表でやることかな?クラブで身に着けるものでは?

昨年のW杯・ベルギー戦の教訓らしいけど、

選手たちに指示を出す決断を出来なかった自分たちに責任を感じ、

親善試合を利用し監督やコーチ陣の判断の質を高める作業も必要になる。

選手と違って代表戦以外で試合をやれないので、余計に大事。

 

W杯ではケイスケホンダが

アジアカップでは乾貴士指示を出していたので、

選手目線で見れば「この人なんで何も指示しないの?」って気分かもしれない。

 

失点後の「顔を上げろ!」も解説の播戸に「選手はわかってる!」という、

関西弁のおもしろ兄さんから冷静なツッコミが入るくらいアレだったので、

そういう場面での適切な声かけも親善試合を通して見つけてくれればいいな、と。

 

 

④に関しては、協会いい加減にしろ!ってことで。

兼任監督にさせたのは自分たちだと自覚してくれな?

こういう変則的な連戦に備えて参謀を連れてくるなり、

コーチに代行を頼むなり、なんかあったろ、と。

 

現状「両方見れるメリット」より、

「両方見なきゃいけないデメリット」の方が強いので

メリットが大きくなるように助けてあげてほしい。

 

 

幸い2次予選はほぼ突破が決まり、五輪は8ヶ月の時間がある。

 

 

まずは身体と頭を休めて、

選手たちはクラブで長く活躍できるように、

監督やコーチ、協会はしっかり反省と対策を練ってほしい。

 

 

 

日本代表の本来の実力は、全然こんなものじゃない。

本当はもっと強いって知っているから、だから頑張ってほしい。

みんなが最高の笑顔でいられる未来が見たいので。